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 配信時間:約5分 撮影と掲載2017年10月

アーカイブ旭川。それは、知られている旭川、知られていない旭川を含めて、広いエリアで、旭川を見つめて旅を続けるシリーズです。
1話〜24話は、月刊ベアーズマガジン(CD-ROM版)時代にて語られました。毎回、こんな場所があったかなと再発見できる楽しさがあります。何もない旭川ではなく、「いっぱいあり過ぎる旭川」をお届けいたします。

■さて、今回のテーマは「風化していく、名所
水神龍王神社 古くから「竜神さん」の名称で呼ばれていた水神龍王神社。道道98号線沿いにある、由緒ある神社。アイヌの伝説がある立岩と共にあり、白ヘビが出たという言い伝えがあります。しかし、当時あった、湿地帯や小川、そして底無し沼の姿は無く、土木によって埋め立てられてしまいました。信仰のあったこのエリア。盛大な祭りも開かれていました。現在でも、その祭りは、開かれていますが、湿地帯があったころは、小川を木の橋で渡って、お堂に向かっていました。
また、地蔵群も並び、苔の生えた、年期を感じさせる風情。とても神聖だった場所ですが、現在では、立岩や奥にある岩壁に、ロッククライマーがハーケンを打ち付け、練習の場となっています。その横で、地蔵はじっとしています。とても神聖だった場所とは、思われない様子です。手前にある稲荷大明神の社も、荒れ放題。この先、この辺りは、どうなっていくのでしょうか。
地蔵群

これからも、いろいろな旭川の姿をお伝えしていくと同時に、幅広く記録を続けていきますので、乞うご期待!!

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