川村カ子トアイヌ記念館 開館100周年記念事業「Pirka Ureska」
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わらびを描く
2016年6月12日に川村カ子トアイヌ記念館では、100周年記念事業の一環として、画家のあべ弘士さんを招いて、記念館の塀に、絵を描くという事業を行いました。多くのボランティアの方々の協力も得て、とてもダイナミックな塀の絵が完成しました。ほとんど朝から夕方までの時間を費やして作業を続けましたが、幸運にも晴天に恵まれて何よりでした。この事業ではいろいろな取り組みを行います。

画家あべ弘士さんを囲んで、作業の説明を聞くボランティアさんたち。下書きをマーカーペンであべさんが、どんどん描いていきます。まずはシャケを100匹ほど描くということで、すごいボリュームになりました。最初は、おぼつかない様子のボランティアさんたちも、どんどんと塗りを習得し、ペースアップして行きました。本当にこの日で終われるのかというぐらいに、描き込んだ下書きも、だんだんと追いついていき、午後5時頃には描き終えることが出来ました。ボランティアさんたちも、入れ替わりやって来ては、描きました。時折、道路の反対側に渡って、製作過程を確認し、「おおお!」と感動する場面も多々ありました。朝、何も無かった塀に、多くのかわいい絵が加えられると、雰囲気がとても明るくなったような気がします。
近くにお立ち寄りの際には、是非ご覧ください。そして、少しお時間がございました、改めて記念館見学をしてみてはいかがでしょうか。
あべ先生とのひとコマ

描かれたシャケの絵 シルエットのうさぎも動的

制    作
川村カ子トアイヌ記念館 開館100周年記念事業「Pirka Ureska」実行委員会

川村カ子トアイヌ記念館:ホームページ

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