川村カ子トアイヌ記念館 開館100周年記念事業「Pirka Ureska」
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セミナーのようす
2016年7月16日と24日に旭川の川村カ子トアイヌ記念館では、全体で4回のセミナーが開催されますが、その2回開催されたようすをお届けしています。今年開館100周年記念と言うことで、着々と記念行事が進んでいきます。会場はほぼ満席の状態で、興味深い内容に、話を聞きいる方が多く、約2時間のセミナーがあっという間に過ぎて行きました。その後も2回の開催予定です。

7月16日の最初のセミナーでは、カナダ在住の山脇正俊さんが、忙しい時間を割いて、お越しいただきました。旭川での公演は初となりました。テーマは「近自然学」−人と自然にやさしいまちづくり−と題して、まちづくりの進め方や自然とどう向き合うのかなどとても興味深いお話をされました。講演後の質問も後を絶たず、充実した時間が過ぎました。
また、24日には、旭川市博物館の館長で博士の瀬川拓郎さんが講演を行いました。テーマは「遺跡から見た上川アイヌの歴史」ということで、縄文時代まで時は遡り、どのような流れで、北海道の原住民は生活し、今日までその文化が伝承されて来たのか、また、この周辺の遺跡にはどのようなものがあるのかなどをお話し頂きました。また、地形の変化による人々の分布なども紹介され、晴れていれば、外へ出かけてと考えていたのですが、あいにくの雨ということで、屋内で行われました。
山内会長と共に

山脇先生
山脇正俊さん
瀬川先生瀬川拓郎さん
制    作
川村カ子トアイヌ記念館 開館100周年記念事業「Pirka Ureska」実行委員会

川村カ子トアイヌ記念館:ホームページ

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