８月３日、旭川の昭和通りを中心としたルートで、夏まつりと共に行われる、烈夏七夕まつりがあります。北海道の七夕は、１か月遅れの８月。市の中心部では、山車が次から次へと押されて、移動してきます。掛け声も「れっか！れっか！」「そいや！そいや！」と町中にこだまします。集まった観衆もいっしょになって楽しめます。 17:00〜22:00と、長時間に渡り、山車の列が昭和通りを練り歩きます。掛け声に太鼓の音。おのおのの行灯がともった、山車が豪快に詰めかけた観衆の中を通っていきます。今となっては、旭川で最大級のお祭りとも言えるでしょう。並行して旭川さんろく祭りや旭川夏のつりも開催。さんろく周辺には、屋台も並び、この暑さと熱気が混じり、一番ビールがおいしい場面かもしれません。便乗した飲食店の軒先では、うちわにあおられた「うなぎ」のかば焼きの匂いが漂います。今年で23回を迎えるこのまつり。山車の前後には、はっぴを着た踊り手が、山車の太鼓に合わせて踊ります。４条通りでは、交差する車の車列を青信号を待って、一気に渡り切ります。そして、迎えたフィナーレは盛大に５条通り周辺で行われて、幕を閉じます。