春を待つ留萌の海
黄金岬
3月半ば、留萌では雪融けも進みますが、まだまだ冷たくて強い風が吹きます。落陽の観光地としても有名な黄金岬でも、まだ残雪によって近づくことが容易ではありません。海岸脇に並ぶ、観光客用のお店も雪囲いをしたまま、春を待ちかねています。でも、もうすぐ活気づいた春が訪れます。柱状節理の岩場では、夏場、多くのカニ釣りを楽しむお客さんが訪れます。

この日は、風も少なく穏やかな海でした。遠くに見える漁船や、真っ白な灯台が陽炎のようにゆらゆらと揺れていました。ウミウやウミネコの姿も多く見られ、離れた場所にある小島は野鳥たちでいっぱいになっていました。また、留萌港では、漁船の姿も無く、貨物船の姿も同じく無く、少し寂しい面影でしたが、季節がやってくると、ここは多くの船で溢れます。また、時代を感じるブロックの倉庫が、どっしりと港湾に構えている姿は、何か懐かしくもありました。時には、大きな海を見ることも良いですね。




穏やかな黄金岬。

立ち並ぶ倉庫群。

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