節分祭

旭川神社本堂
平成26年2月2日、旭川の東旭川にて、旭川神社の節分祭が執り行われました。多くの客が詰めかけ、福をもらおうと、豆撒きが始まるのを今か今かと待ちます。今年選ばれた豆打ち奉仕者がずらりと勢揃い。集まった観客を囲むように福引付きの豆が「鬼は外。福は内」と撒かれます。子供は、前面で専用場所が設けられ会場は、寒いながらも、熱気に包まれます。

豆撒きのようす 神楽殿の方からは、赤鬼・青鬼が登場し、「悪い子はいないか!」と気合の入った声で、睨みを利かせます。小さな子供たちは、鬼の迫力に驚く、泣き出す子も現れる中、本堂へと上がり、さらに睨みを利かせると、宮司が登場し、豆を打ちました。豆を食らった鬼は、さっさと退散していきます。この後に、一斉に行われた豆撒き。ご利益有りと、できるだけ多くの豆を拾おうと詰めかけた客は、両手を広げて、飛んでくる豆を拾っていました。節分では、歳の数だけ豆を食べると長寿が期待できるという言い伝えがあります。神社にて、このように盛大に豆撒きが行われていることを知らない人も多く、逃した人は、是非来年参加してみてはいかがでしょうか。とても楽しい日を送れること間違いなしです。旭川神社でも、毎年恒例の行事のようですね。この季節は、豆撒きと同様、恵方巻きも食べられるようですが、以前、北海道にはこの恵方巻きを食べる習慣が無く、近年本州から流れが伝わってきました。

鬼が威嚇する
睨みを利かす赤鬼。
豆を投げられて退散する鬼
宮司の豆打ちによって退散する鬼。

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