北国に合う水中ガーデン
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水草の種類って? あと…どうやって育てるの?
ここでは、少しずつ、ダッチアクアリウムで使用する、水草について触れてみたいと思います。水草は多品種があるので、一度では語れません。そのため、少しずつ紹介していきたいと思います。
また、facebookページの方でも、いろいろと掲載していきますので、こちらもご利用ください。アカウントを所有していなくても、ご覧いただけます。
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●増やすつもりで育てる。 カボンバ編
よく見かける水草で、金魚藻などとして売られている
カボンバ。右の写真は、レッドカボンバという種類で、カボンバとは別種です。丁度水槽の真上から見た図です。
カボンバは有茎草の一種で、茎があります。手始めに育てるのであれば、手に入れるのも容易で、増やしやすいです。ただし、
レッドカボンバは、上級者向きです。グリーンオンリーのカボンバは、ビギナーにはおすすめです。気を付けなければならないのは、カボンバは店によって、残留農薬を多く含んでいる場合があるので、エビなどの生態に影響を及ぼすことがあるので、注意してください。
カボンバの植え込みは、ピンセットで各々の茎の間隔をあけて、砂に刺していきます。
レッドカボンバの群生
個体によって背丈が異なる場合は、高いものから植え、低いのは高いものより、手前に植えます。植えこんでから2週間も経てば、条件さえ良ければ、水面に達する程に成長しますので、茎の中間の高さの節から約5ミリ下をカットして、カットした方を手前に植えこみます。そこから根が張って増えます。また、カットされ残った方にも、新たな芽が出て伸びます。このようにして増やしていきます。これを「さし戻し」と呼びます。
※カットするときは、必ずハサミを使用してください。手でちぎったりすると繊維を引っ張るので傷みます。
スクリューバリスネリア ●水流によってゆらゆらと バリスネリア編
細く長くコンブのように上に伸びていくバリスネリア系の水草は、水流によってゆらゆらと揺れるので、ゆらぎの癒しになります。左の写真は、スクリューバリスネリアという種類で、琵琶湖に生息するものです。名前の通り、ねじれるようにくねりながら伸びていきます。見た目とは異なり、実際に手で触れてみると、パリパリとした固い感触で、葉を折るようにすると、パキッと折れてしまいます。
この種の増え方は、ランナーと呼ばれる地下茎で伸びていきます。違う場所から突然新芽が登場したら、それはランナーによって伸びてきた子株です。ある程度増えたら親株は枯れますので、枯らしたくない場合は、見切りを付けて、ランナーをカットしてください。
●成長の度合を見て ロゼット型編
品種によって水草の成長は、まちまちです。左の写真は、アマゾンソードプランツです。よく、販売されています。しかし、いざ伸び始めると、想像絶するサイズになってしまいます。植え込みとしては、ピンセットでは、根の付近が大きいので、手で直接砂に植えた方が無難です。また、植える前に、異常に根が長い場合は、ハサミでカットしてあげましょう。この種は、極端に引っ越しを嫌うので、ここと決めたらその場所にずっと置いてあげてください。伸びすぎた場合は、外側の葉から、順番に根本近くの茎をカットしていきます。また、このタイプも、ランナーによって増えていきます。ですが、条件が整っていると、逆になかなかランナーを出しません。たくさん欲しい場合は追加で購入しましょう。
●色の種類もさまざま ロタラ・インディカ編
レッドカボンバの項目でも述べましたが、水草は緑色のものだけではありません。赤や黄色オレンジなど、さまざまな色のものがあります。
写真は、ロタラ・インディカというもので、赤く成ります。ただ条件によって、色の濃さとか、色具合も変化するものが多いので、水質の環境を最適に保つことが重要となります。緑の水草の合間に群生させるととてもアクセントが出て、変化を楽しむことができます。赤い品種も多いので、うまくレイアウトを考慮して配置してみましょう。

まだ、ほんの少しの紹介ですが、これから項目を増やしていきたいと思います。

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