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配信時間:約4分23秒
  西日
■降雪の12月
旭川では、すでに根雪の状態。どっぷりと降った雪の中の見本林は、どんなようすなのでしょうか。いろいろな種類の木々が立ち、その枝や針葉樹の葉の上には、まるでクリスマスツリーのように、雪が乗っていました。太陽の光で、温められた雪は、時折、耐え切れずに、ドサッと落下。それもまた見事な光景。さらに、エゾリスは冬眠しないので、真っ白なフィールドを走り回ります。こんなおとぎのような世界を静かに散策するも心休まりますね。
見本林 旭川は神楽にある外国樹種見本林。通称「見本林」の敷地は美瑛川沿いから、広大に広がった18ヘクタール。この中に、ストローブマツやヨーロッパカラマツなどが所せましと、上に伸びています。時折こぼれる太陽の光が、木の梢から差し込みます。真っ直ぐに伸びた遊歩道からは、見上げるような感覚の林の木が立ち並びます。また、特徴的なのは、さまざまなツタ類が高い木を登るかのように、木と共に真っ直ぐに上に向かって豊かに成長しています。
管理している職員たちがかけた、小鳥の巣箱。リスの餌場と、林の中は、生き物にとっても過ごしやすい場所となっています。
見本林の中にある、三浦綾子文学記念館に立ち寄って、文学を楽しむのも良しです。きっと、時間を忘れてしまうほどゆったりとした時間が流れていくことでしょう。暖かな室内の文学館の窓からも、ゆっくりと林を観察することが出来ます。
三浦綾子記念文学館のホームページへ
     
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