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  奥は立入禁止
■見本林事情2021
2021年は、見本林にとっても、困った事情の年になりました。旭川市で住宅街近くの河川敷に親子のひぐまが頻繁に出没し、まだ捕獲されていないという状況です。そのため、記念館脇の遊歩道までしか、歩くことが許されていなく、森へは立ち入り禁止となっています。そんな中、少しだけ、見本林の雰囲気でもと。
記念館併設のカフェは営業していました。お茶でもしながら、森を観察しましょう。
ミズナラの落ち葉 旭川は神楽にある外国樹種見本林。通称「見本林」の敷地は美瑛川沿いから、広大に広がった18ヘクタール。この中に、ストローブマツやヨーロッパカラマツなどが所せましと、上に伸びています。時折こぼれる太陽の光が、木の梢から差し込みます。真っ直ぐに伸びた遊歩道からは、見上げるような感覚の林の木が立ち並びます。また、特徴的なのは、さまざまなツタ類が高い木を登るかのように、木と共に真っ直ぐに上に向かって豊かに成長しています。
管理している職員たちがかけた、小鳥の巣箱。リスの餌場と、林の中は、生き物にとっても過ごしやすい場所となっています。
見本林の中にある、三浦綾子文学記念館に立ち寄って、文学を楽しむのも良しです。きっと、時間を忘れてしまうほどゆったりとした時間が流れていくことでしょう。暖かな室内の文学館の窓からも、ゆっくりと林を観察することが出来ます。
三浦綾子記念文学館のホームページへ
     
蔓と樹木   木漏れ日
いつもの赤い小屋も有ります。

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