大雪山百景
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赤岳
北海道には大雪山国立公園があり、その周辺は広大で、遠くからでも大雪山を望むことが出来ます。しかし、大雪山はひとつの山ではなく、連峰で山々が集合して出来ています。大雪山百景では、その山を通年見て、あまりにも溶け込んでしまっている存在でもあり、その人々との関りを、長期に渡り探っていく考えで制作を始めました。写真は赤岳で、上川町方面から望むことが出来ます。
 今回の百景は。。。
東川町から 令和元年5月。北海道の東神楽町と東川町では、すでに田植えが始まっていました。田んぼに水が入り、早い所では、すでに苗が植えられていました。大雪山からの雪融け水も、この用水路に流れ込んでいることでしょう。真っ白だった山頂も、若干地肌が見え始めて来ました。まだたくさんの古民家が残っており、日本の原風景を感じる情景も見られます。撮影中に出会った、農家のおばちゃんに、ここは綺麗ですねと伝えると、全部見渡せるからねと、自慢気に答えてくれました。また田んぼを見に来た農家さんも、撮影に来ている様子を見て、今日はいいでしょ、と笑顔。素敵なところに暮らしてますねと、伝えると、あははは、まあね。と照れていました。とても良い、大雪山百景の撮影日となりました。
東神楽町から 芝桜と共に

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